プロフェッショナル。。。
自分の好きなこと、得意なこと、積み重ねてきた経験をいかして自分の力で生きている人物を僕は尊敬します。そんな人が自分の身近にも何人かいますが、先日そんな尊敬する方のお仕事に同行させて頂きました。
業種は介護タクシーでの患者様の搬送業務。消防の救急隊長であった経験をフルにいかして他にはない差別化された重度な患者様の搬送を専門に手掛け、日本全国への搬送事例があります。
今回は大仏様目の前の鎌倉病院から施設へ移動される為に出発です。ストレッチャー、車いす、フルリクライニング、担架、布担架、スクープ等搬送器材の基本取り扱い方法も定期的に訓練しておかないといけませんね。今回はストレッチャー利用です。
圏央道、中央道、東北道をつかい群馬県館林市の介護施設まで片道150キロに息子様夫婦同行での搬送でした。途中おトイレ、ご気分、様態を観察しご家族にもお声がけしながら安全かつできる限り負担が少ない道順を選択しながらの移動で無事目的地に到着し、施設の職員へ引き継ぎをし、出発先の病院へ搬送完了の一報を入れ業務終了です。
施設のすぐ近くには分福茶釜で有名な茂林寺があったので帰りに少し寄り道。
ほんとにた~っくさんの狸がお出迎え。この辺りはうどんも有名のようですね。
車両には心電図、人工呼吸器、吸引機、AEDをはじめありとあらゆる救急資器材が備えられており、さらには運転中でも患者様の様態を観察できる監視モニターも設置され、車の揺れを最小限に抑える為に航空機用のジャイロ計までもが搭載されています。これら多数の器材を必要な場面で選択し有効に正しく使用操作取り扱うスキル、これぞプロフェッショナルです。
またご案内する相手は患者様やそのご家族です。人です。それなりの対応が求められます。それなりの対応とは、言葉遣い、優しい表情、正確なご案内、的確な対応など。ご依頼者様の人生の重要なぶぶんに関わらせて頂く業務になる為、このようなことも必要となります。まさしくプロフェッショナルです。
さらには病院、施設、医師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士たちの連携も必須になる為、信用という部分も日々積み重ねていく必要もあります。もうプロフェッショナルとしか言いようがありません。
一点の迷いもなく自分の力で生きていく。そこにはお金では得られない遣り甲斐と充実感があります。そんな尊敬する方のお仕事に同行できてとても勉強になりました。
病院間の移動や、一時帰宅など、患者様の移動は鎌倉アンビまでご相談下さい。
それではっ✋
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